RUI Antiques

フランス　クレイユ・モントローのプレート

クレイユ・エ・モントローは2つの釜が
一緒になってからのはじまりです
誕生が早かったのが「クレイユ」
パリ郊外オワーズ県にあるクレイユは1797年の創業
しかし、その後わずか1年で閉鎖
さまざまな事を整えて、再び1801年に本格始動します

そして次に誕生したのが「モントロー」
クレイユ釜と合併したのは1819年で
そこから、クレイユ・エ・モントローとしての歴史がスタート！
ところが、不運なことにクレイユ窯が火事になり
閉鎖に追い込まれることに…
その後、クレイユ・エ・モントローは
ショワジー・ル・ロアのHBCM窯で
1920年から1955年まで製陶を続けました

こちらのバックスタンプには
ショワジー・ル・ロアのHBCM窯があります
正式な名前はイポリット・ブーランジェ・クレイユ・モントロー
1920年〜1955年に使用されたスタンプとなります
フランスのブルジョアに向けてつくられていました

フランスの緑豊かなガーデンを
思い浮かべられるデザイン
リムのアールデコなデザインも個性的で素敵
ブルーとグリーンでもポップには見えず
パリのエスプリを感じられます
貫入が多くみられますが
シミやカケなどなく大変良いコンデイション
ポツポツあるのは色トビと
裏側は釉薬ムラになります
カトラリーの傷は見られません
細かな部分は写真でご確認ください

＊フランス　陶器製　　　
状態（5段階）：4　★★★★☆
年代：1920年〜1950年頃
サイズ：直径約25ｃｍ