フランス ディゴワン・サルグミンヌ MALMAISON
サルグミンヌの歴史は古く1790年
フランスとドイツの国境のアルザス・ロレーヌ地方
Sarregueminesにサルグミンヌ窯が始まりました
サルグミンヌは品質のよい陶器製作会社として
ナポレオンも顧客になるほどの人気窯
ところが普仏戦争が1870年に起こり
サルグミンヌはプロイセン領となり
今までどおりの商売が出来なくなってしまいました
プロイセンからフランスへ輸出することになり
重い税金がかかったからだそうです
そのためサルグミンヌ窯はディゴワンに移り
ディゴワン窯と一緒になり1879年〜1970年まで続きました
そのためSARREGUEMINES(サルグミンヌ)
DIGOIN・SARREGUEMINES(ディゴワン・サルグミンヌ)
DIGOIN(ディゴワン)の3つの刻印のものがあります
こちらはDIGOIN・SARREGUEMINES時代
「MALMAISON」シリーズです
柄のイメージは人名や土地や番号などさまざま
MALMAISON(マルメゾン)はパリから西に1時間ほど
ナポレオンの妻ジョゼフィーヌ妃が愛した
マルメゾン城が有名で、パリから日帰りで行くことができます
きっと顧客のナポレオンにちなんで
名づけられたのかもしれませんね
※お城の写真を載せておきました
ニュアンスカラーのブルーグレーがシック
レトロでエレガンスな大人っぽさを感じます
ほかと比較してもコンディションが良く美品です
経年によるフチの傷、ステンシルのムラなど
ありますので写真でご確認ください
2枚写っている左側になります
光の加減で色がやや黄みががってみえますが
Aの色味と同じです
*フランス 陶器製
状態(5段階):4 ★★★★☆
年代:1930年〜50年頃
サイズ:直径約22.8cm