フランス サルグミンヌ U&C GERMAINE 深皿
ディゴワン&サルグミンヌの歴史は古く1790年
フランスとドイツの国境のアルザス・ロレーヌ地方
Sarregueminesにサルグミンヌ窯が始まりました
サルグミンヌは品質のよい陶器製作会社として
ナポレオンも顧客になるほどの人気窯
ところが普仏戦争が1870年に起こり
サルグミンヌはプロイセン領となり
今までどおりには出来なくなってしまいました
プロイセンからフランスへ輸出することになり
重い税金がかかったからだそうです
そのためサルグミンヌ窯は、ディゴアン(Digoin)に移り
ディゴワン窯と一緒になり1879年〜1970年まで続きました
そのためSARREGUEMINES(サルグミンヌ)
DIGOIN&SARREGUEMINES(ディゴワン&サルグミンヌ)
DIGOIN(ディゴワン)と3つの刻印があります
こちらはバックスタンプから
1871年〜1913年の間に製造
SARREGUEMINES(サルグミンヌ)U&C時代となります
GERMAINE(ジェルメーヌ)シリーズ
フランスではよく女性の名前に使われる事が多いです
アールデコ調の直線や
幾何学模様などを多用したデザイン
全体的に貫入があり、うっすらとシミがあります
スレやカトラリーによる傷なども少しありますが
カケなどはありません
艶やかな質感が残っていて
普段使いにはぴったりだと思います
写真をアップしましたの細かい部分はご確認ください
*フランス 陶器製
状態(5段階):3 ★★★☆☆
年代:1800年後半
サイズ:直径約22cm 深さ約3.5cm