フランス フラッパーガール インク壺とペン置き
第一次世界大戦が終わり
市民もようやく安定した衣食住のある生活を
やっとおくれるようになった頃
バカンスを夢見て、このベニューズドールを
暖炉の上やお部屋に飾っていたそうです
当時、製造していた釜は2つしかなく数も少なかったとか
現在はコレクターが多く、手放す方が少ないので
お目にかかるには難しいものになってきました
フラッパー(Flapper)は
1920年代に欧米で流行したファッション
フランスではギャルソンヌ (仏:garçonne）と
呼ばれるようなボーイッシュなもので、
髪型はショートヘアのボブカット、
濃い目のリップメイク、ドレスは腰部のくびれがない
ストレートなシルエットで
膝丈の短いスカート、胸を平らに見せるもので
それまで女性らしいとされてきた装いや
行動様式ではない事を呼びました
ココ・シャネルもそのひとりです
明記されている下側の「LE TOUQUET-PARIS-PLAGE」
(ル・トゥケ パリ プラージュ)は
パリから2時間ほどの英仏海峡に面した
「COTE D'OPALE」(オパール海岸沿い）にある町の名前
白く細かい砂の海辺は、モナコ大公にも愛されてきました
歴史的建築物の多い街並みと景観から、
「オパール海岸の真珠」という呼称でも親しまれています
愛らしいフラッパーガールが真ん中に座り
右側はペン立てとして、左側はインク壺として
壺は取り外し可能です
デスクの上に置いてもよし
アクセサリー置きとしても良いのでは
お部屋のアクセントとして楽しめそうです
コンディションとしてはとても良く
釉薬のムラなどありますが、
キズやカケはありません
その他、写真をご覧ください
＊フランス 陶器製
状態（5段階）：4 ★★★★☆
年代：1920年〜30年頃
サイズ：高さ約13ｃｍ 横約21ｃｍ 幅約9.3ｃｍ
