フランス クレールフォンテーヌの鳥プレート
クレールフォンテーヌ(Clairefontaine)窯は
1803年JFエスティエンヌが
元々修道院だった跡地に設立しました
1875年にセーヴル窯のデコレーターが加わり
凹凸のある器バルボティーヌや
陰影のあるエナメルの技術も開発され
クレールフォンテーヌ窯は飛躍的に成長します
更に1878年にはオクトゴナル型の
インディアナコレクションがパリ万博で賞を受賞
そして1876年〜79年頃には、あの有名なシャルル・ガレや
エミール・ガレに素材を提供したりするほどになりましたが
1932年には戦争などの影響もあり、その歴史を終えました
結果として期間も短く、規模もそれほど
大きくならなかった窯の為
他の窯に比べるとなかなか出会うことがありません
今では希少なメーカーとなりました
ブラウンの鳥と蝶、花々が映えたプレート
鳥たちと蝶の躍動感ある絵柄
落ち着いた雰囲気があります
サイズはモーニングプレートサイズ
貫入が多く見られますが、カケなどはありません
裏を見ると製造時の傷やヘアラインなどがありますが
表にはひびいてはおらず問題はないと思います
また時間の経過によるシミなど
ありますので写真でご確認ください
＊フランス 陶器製
状態（5段階）：4 ★★★★☆
年代：1885年〜1895年頃
サイズ：直径約22.5ｃｍ
