アンティーク イギリスのホースブラス75
イギリスで出会った装飾品
真鍮で作られた「ホースブラス」
ロンドンから車で北上すること約2時間
イングランド中部コヴェントリーの近くに
ケニルワース城があります
この城はエリザベス1世の幼馴染ロバート・ダドリーが
女王へプロポーズするために美しく整備した城
しかし、結果は受け入れてもらう事はできませんでした
クマはダドリー家の紋章の一部で
ロバートは自分の記章としてこのクマの像を好んで使いました
ひとつひとつが専門の職人の手作りのため
微妙に味わい深く同じものは2つと存在しません
ホースブラスとは
12世紀頃から馬のアクセサリーとして
使用されていました
馬の額の部分に下げて飾ったり
ハーネスのあらゆる部分にたくさん装着したり
もともとは実用品の馬具ですが
ヴィクトリアンの終り頃から
室内飾りとして収集されるようになりました
今では英国のパブや、コテージなどの暖炉のそばなどに
よく飾ってあるのを見かけます
「designed to bring good luck or to ward off evil.」
（幸運を招く為、あるいは悪い事から防ぐ為に作られた）
いわば魔除けのようなも
ラッキーモチーフも多くみられます
ドアや壁飾りとしてはもちろん
家具の装飾、生成りのエコバッグに飾れば
一段と雰囲気が増してとても素敵です
経年により真鍮の錆や変色など
写真でご確認ください
＊イギリス 真鍮製
状態（5段階）：4 ★★★★☆
年代：1950年頃
サイズ：横約8.5ｃｍ 縦約9.7ｃｍ
