英国サンフラワーのガラスコンポート
砂糖が伝わる以前の中世ヨーロッパでは
ハチミツが甘味料として使われていましたが
1年中食べる事が出来たのは、養蜂を行っていた
修道院の人々ぐらいでした
発祥の地のニューギニア島→インド→中東
そしてヨーロッパに渡ってきた砂糖は大変高価な品となり
貴族の間では砂糖を持つことが、
一種のステータスになるほどでした
砂糖をこのコンポートの様な大きな食器にたっぷり入れて
食卓へ出すことはある意味、富の象徴でした
その為、昔のシュガーボウルは比較的大ぶりなものが多いのです
重厚感があり、つややかでプレスが美しいガラス
まるで向日葵(サンフラワー)のようにも見えます
砂糖以外にもキャンディーやフルーツ、
ポプリなどを入れたりと使い方はさまざま
想像が膨らみますね‼
気泡が多く、細かな傷はあるものの
割れのように見えるのも
製造段階のプレスのヨレなどになります
結果、大きなダメージはなく良いコンディションです
70年も80年も前の当時の空気が
閉じ込められていると思うと素敵ですね
状態などは写真でご確認をお願いします
＊イギリス ガラス製
状態（5段階）：4 ★★★★☆
年代：1950年〜60年
サイズ：直径14ｃｍ 高さ約10ｃｍ
