イギリス バーカーズ＆ケントのソーシエール
Baekers＆Kent（バーカーズ＆ケント）は
1889年創業のイングランドの陶磁器ブランド
イングランドの西部にある都市
ストークオントレントで誕生しました
陶器づくりに必要な石炭や土に恵まれ
17世紀から陶磁器生産で名を馳せた街で
ウエッジウッドやロイヤルドルトンなど
有名ブランドも、この街から誕生しました
バーカーズ＆ケントは1941年の
第二次世界大戦の最中に生産を中止し、
その後再開はせず、僅か52年の歴史に幕を下ろしました
その為、希少なブランドとして
日本では馴染みは少ないですが
今でも受け継がれています
一番最後の写真は1937年のファクトリーの風景
ここで製造されていたかと思うと
とても感慨深いものがあります
18世紀以降に広まりフランスの食卓には
欠かせないものとなったソーシエール（ソースポット）
ローストビーフのソースやイギリス人の大好きな
グレイビーソースなど用途として愛されていました
お皿がセットされているタイプと、こちらのようにお皿が
無いタイプとの2種類があります
バックスタンプから1898年製造のソーシエール
全体に貫入があり、プリントのかすれやムラなど
部分的に施した金材のかすれや取れもあり
ヘアラインが4ｃｍほどありますので
ご理解のうえ、お買い求めください
お料理よりもお花を生けるのにオススメです
コンディションは多めに写真をアップしましたのでご確認ください
＊イギリス 陶器製
状態（5段階）：4 ★★★★☆
年代：1898年頃
サイズ：長さ約22ｃｍ 高さ約9.8ｃｍ 幅約9ｃｍ
