フランス Choisy le Roi(ショワジールロワ)グリザイユプレートno.8
Choisy le Roi(ショワジールロワ）は
1804年にパリから10キロ離れた郊外にある工業地帯
ショワジールロワに、パイヤール3兄弟が設立した窯です
1920年にはクレイユエモントローと合併しました
1938年ストライキにより工場を閉鎖するまで、
数々の優れた陶器を造り出しました
現地フランスでも人気の高い貴重な窯のひとつです
グリザイユプレートは
フランス語で Grisaille (灰色の）という意味で
モノクロで描かれた絵を意味します
別名、トーキングプレート・おしゃべりプレート
と呼ばれたりもします
縁の部分はパスマントリー柄
（刺繍やビーズを使ったような、精巧なトリミングや縁取りの柄）
明るいパープルのデカルコマニー(転写画）
ブルーやピンクなどの縁は見かけますが
パープルは珍しいほうだと思います
中央の画は言葉遊びのようで
花言葉が描かれています
8.野の花 純愛
優美な色合いと時間の経過を感じさせてくれます
プリントのスレ、全体的に貫入が入っています
ヘアライン後に釉薬をかけたようです
(フランス人あるある)
裏側の写真をご覧ください
詳しくは写真をご覧ください
＊フランス 陶器製
状態（5段階）：4 ★★★★☆
年代：1870年〜1900年頃
サイズ：直径約19.5ｃｍ
